運と人生が解る中国投資

20年以上前、中国に工場を建設した中小企業のオーナーがいた。その男の息子が最近まで、某県で、着物やのれん製品の販売で販路を広げて手広く商売するようになった。

その人物は中小企業の若手経営者の中でその地域のスター的存在とされて、いろんな賞をもらい羽振りのいい生活をしていた。

ところが、今の中国の状態を見て解るとおり中国政府のめちゃくちゃないいがかりにあい工場に共産党の幹部は入れられるわ、過去10年の工場の利益について税金をかけるわと、たいへんな経済的な苦境に喘いでいる。

もし、彼が、共産党が不当ないいがかりをしているなどと現地で裁判でもかければ最悪、むこうで逮捕、拘留されてしまう可能性さえある。

そうでなくとも、日本政府と中国政府で、ひどい紛争が起きれば、人質変わりとして逮捕されることも十分ありえる。

ひどい話だが、本人にしてみれば、もう、どうしようもないところまで中国に依存していて、中国政府のいいなり以外になる道は残されていない。

思うと中国ブームが起こって20年の歳月が過ぎたが、それまで、いい目を見てきた人たちは、これから、最悪な目にあうことになるだろう。

こんなことは20年前には誰も予想できなかったはずだ。

これこそ、本当の運としか言いようがない。

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